港区OLの自堕落日記

気まぐれなOLのひとりごと

印刷会社の営業として3年目を迎えて【前編】


私は私立文系の大学を卒業した後、

2019年で総合印刷会社に就職し、

2021年に社会人3年目を迎えました。

 

入社前までの私の就職活動の体験や、

3年目を迎えた今、若人がどんな心境で日々働いているかなど

これから就活を始める人の参考になれば嬉しいなと思ったので、

拙い文章ですが書いていこうと思います。

 

始めにいっておくと、私は有名私立大学の出身でもなく、

在学時代にボランティアをやっていたというわけでもなく、凡人です。

 

意識高い系の人に向けた、ハウトゥー記事ではないのでご注意ください。

こんな就活をやっていた人もいるんだな、

という程度の気持ちで見て下さい。

大学3年のインターン~現在に至るまでの時系列です。

 

 

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大学3年生夏のインターン

大学3年生の夏に、JR系広告会社のインターンに行きました。

これが私の就活へのファーストタッチだった気がします。

 

人の印象に残るものを考えるのが好きで、得意だと思っていた私は、

 漠然と、「楽しそう」「今どきっぽい」イメージの広告業界に興味があり、

恐らく就活サイトのアイデムで探して参加を決めました。選考は特に無し。

 

参加者は、私と同じ大学3年生で、少し就活を意識し始めて

広告業界に興味のある今どきの若い子たち、という感じでした。

広告業界を目指しているだけあり、みんなコミュニケーション能力も高く、

かと言って自己主張しすぎるわけでもない、みんないい子たちでした。

有名私立大学の子たちもいて、少し自分の大学が恥ずかしかったです(笑)

 

一応、インターンでしたので、ミッションがあり、

都内某所の商業施設に対して季節行事を絡めたイベントを提案する、

というものでした。審査として実際に、JR系広告会社の方もついて下さり、

グループワークのアテンドは人材会社のコンサルの方?がリードしていました。

 

参加人数は全体で25~30人。男女比は半々。そこから、

5人1グループで、企画プレゼンに向けて話し合いなどを重ねました。

 

ここで私は、広告作成の手順という基礎的なことを学びました。

 

広告を考えるにあたり、下記の手順を踏むと企画に説得力が増します。

 

分析

▶市場分析・課題分析

仮説

▶もしかして、こうなのでは?→ターゲットの設定

コンセプト

▶誰に何を伝えるのか。(≒一言で言えるもの)

イデア

▶どのように(具体的なもの)

効果

▶効果があるのか、実現性はあるのか、

費用はどのくらいか、応用性はあるのか。

 

この考え方は今でも無意識に使っています。

 

実際に、今勤めている会社の入社後研修で、

「効果的な新卒採用の企画」を考える課題がありましたが

 このロジックを使い企画したところ、かなり説得力のあるプレゼンになり、

その年の新入社員プレゼンのMVPを獲得しました(笑)

 

インターンに話を戻します。

インターン活動自体はとても楽しく、他大学の友人も出来、

交友関係も広がり、活動から吸収するものが多くありました。

 

商業施設向けの企画プレゼンでは、私の所属したグループが最優秀になり、

かなり時間をかけて臨んだ企画だったので、達成感があったことを覚えています。

 

しかし、私は気づきました。

このインターンの参加者みんな、超キラキラの陽キャなのです…。

 

まず企画の思索以前に、自分自身のことも広告出来るような、

個性的な人達の集まりなんですよね。

 

この時点で、地味&根暗がコンプレックスな私は、

「広告向いてないかもな」と思いました。

 

 4月からの就職活動

インターンも9月に終わり、早いもので年が明けて1月。

 

私は1月から、旅行業界や広告、ベンチャーの説明会にも足を運んでいました。

実際なかなか業界が絞り切れておらず、軸はあやふやでした。

取り敢えず興味のある業界・入れそうな会社の説明会に

行っていた感じでしょうか。

 

就活は企業のESも多く書きますよね。

業界によってESの特色があると思います。

 

当時、広告会社のES(企画もの)を考えるのに時間がかかっていたので、

「そもそもこの業界、向いてない」疑惑の夏の思い出が

頭をよぎったりしていました。

 

私の場合、なかなか説明会でしっくりくる会社に会うことが出来ず

1ヶ月で10〜20社説明会に行っても、ES出すのは2、3社。そんなもんなので

そもそもESの通過率も良くなかった気がします。

(いいから取り敢えずエントリーしろや)

 

洋菓子販売のアルバイトをしており、

色々な祭場で販売員としてのバイト経験があったので、

洋菓子メーカー販売員の内定を1社頂いていました。

 

「ここでいいかな〜」って半分諦めモードの4月。

 

「「「みんな行きたい会社、どうやって見つけてるの!?」」」って感じ。

 

4月末、原点回帰の自己分析

はい、1回、原点回帰しましょう!!

 

私は、高校は広報委員で記事を書いたり、部活は吹奏楽部をやったり、

大学のサークルは自分で考えた企画を実際に発表する団体にも属していました。

 

この学生時代の数少ない経験から、

「面白い人たちと、面白いものを作り続けて、それで一瞬でも

幸せになる人たちがいればいいな」という

曖昧で甘々な夢を、就活の軸にしてしまったのですね。

 

あと、広告はアイデアを考えるまでは楽しいけど、

広告の最終目標=物を買わせること、と知っていたのでそれも嫌に。(甘々かよ)

 

で、自分は本好きだぞー!!けど、出版社は無理やろ。ガチ勢多そう。

その周辺の〝印刷会社〟ならいけるんちゃう?

と、思って5月は印刷会社に説明会を絞りました。

 

5月になって目指した印刷業界

5月はかなり就活の中盤なので、大手の大凸はもう説明会がなかった気がするのと

私の体質的に大企業よりは、中小の少人数がいいだろうと思い、中堅を受ける。

 

その中の1つに今、勤めている会社があります。

 

印刷は業界のトップシェアを2つの企業が殆どの割合を占めていて、

あとの少ないシェアを多くの印刷会社で分けている感じなんです。

 

なので、社員が数人の説明会にも参加しました。

ブランド名にこだわらなければいくらでもあると思います。

 

説明会に参加した中で、1番パッとしてて規模もそこそこ大きい会社だったこと、

あと、他事業に注力してシェアを広げるのでなく、あくまで、

真面目に「印刷」という1つの事業を将来的にも極めていきそうな企業だ、

と説明会で感じたのが入社の決め手だったと思います。

 

 

内定が決まった7月

それ以降の今の会社のスケジュールは下記です。

 

>5月18日説明会。6月7日一次試験(適性検査&GW)。

>6月18日二次試験(人事面談)。7月10日最終選考(役員面談)。

>その翌週くらいに電話で内定を頂く。

ぶっちゃけ、ここに受かってなかったら夏も就活を続けていたと思います。

 

最終的に私は、

・洋菓子メーカーの販売職

・印刷会社の営業職

この2つの内定を頂戴して、

会社の規模・(当時の)志望動機にもあっていた

「印刷会社の営業職」を選びました。

 

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長くなり、すいません。もう少し編集など上手くなりたいです。

 

これが私の入社までの流れです。

 

 

【後編】入社後の話は今週にまたアップする予定です。

 

いつか、印刷会社営業の仕事内容もかける範囲で書けたらいいな。